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2020.12.23

糖類ゼロ甘味料で来局者の糖質サポート

日本リコス「ステビアヘルス」導入する調剤薬局の声を紹介

人生100年時代、健康的に長く生きるうえで”食”は重要な要素といえる。「おいしく楽しく適正糖質」を啓発しているロカボ協会では日本人の1食あたり平均糖質量として20~4 0g/食を推奨しているなか、実際はその2倍以上となる90~100g/食を摂取している可能性を指摘。(1)(食前のみならず食後の)高血糖に対する社会的注意の喚起(2)血糖値測定の普及とその意義の啓蒙(3)科学的根拠に基づく最新の栄養学についての啓蒙(4)(理想論ではなく現実論の生活に基づく)生活を楽しみながら健康になる社会の実現--を訴えている。

100%天然素材のステビアと食物繊維を配合する日本リコスの『ステビアヘルス ホワイト・ブラウン』は糖類ゼロの甘味料であり、無理なく健康的な食生活をサポートする砂糖代替用の甘味料として「ロカボ」の承認を受けている商品だ。クラスAネットワーク加盟薬局においても積極的に展開しており、店頭における健康指導の一環として同品を取り入れている調剤薬局からは様々な声が届いている。

 

生活習慣病患者へ砂糖代替品として食事療法へアプローチ

食事指導や生活指導、薬以外の情報提供に力を入れているヒロ薬局では、勉強会の際に牛乳へ溶かした『ステビアヘルス』を試飲し導入を決意。日本リコスから提供されたサンプルやステビアの苗を店頭に展示するとともに、昨年実施した健康フェアでは牛乳に溶かした『ステビアヘルス』をサンプリングするなど、積極的なアプローチを展開している。

「血糖値が高く家で料理をしている方や、甘いコーヒーが飲みたい人などへ積極的に提案する」など、食事指導の一環として取り入れているという。

「糖尿病患者が7割を占めており、自然なものを勧めたいと考えていた」というみつばち薬局では、すっきりとした甘みのホワイト、香ばしいブラウン、植物由来の安心感なのに低価格、などといった『ステビアヘルス』の特長を積極的に伝えている。

藤の木薬局では、「生活習慣病、特に糖尿病の患者が多く基本的な栄養指導だけではなかなか実践に繋がらなかった」ことから『ステビアヘルス』を導入。カロリーオフのパーセンテージが表示されているPOPなどを活用しながら、長く糖尿病治療を続けている中で現状の食生活改善に行き詰っている人へ「今までとは異なった視点として、ステビアヘルスを活用した食事療法へのアプローチを提案」することで、砂糖代替えという新たな選択肢として購入する人が増えているという。

藤の木薬局同様に、糖尿病患者が多い薬局からは「料理のコツなどを店頭で説明する際、一緒に紹介できる商品があるのは助かる」(かみぞの薬局明和店)、「砂糖と比べてホワイトはカロリー90%、ブラウンは50%カットという数字を紹介している。今までの味をほとんど変えることなくカロリーを抑えられるため喜ばれている」(しきしま調剤薬局)、「糖分を気にする患者が多いため、普段使用している砂糖と同じように使える商品として提案している」(蒲生調剤薬局)といった声も届いている。

『ステビアヘルス』導入により手応えを感じた各調剤薬局からは「(同品を)使用した食品の販売」「スティックタイプや個包装の展開」「食物繊維○gといった表示が欲しい」「CMでより一層アピールしてほしい」といったさらなる期待の声もあがっている。

「美味しく・楽しく・健康的な食生活のサポートをしたい」との想いから展開を続けている『ステビアヘルス』は、対物から対人への転換を求められている調剤薬局の現場において、糖尿病を患う人や糖質コントロールに取組む患者への食事指導として積極的に導入されている。現場からの声を取り入れたさらなる展開に注目が集まる。
(1月1日付号・classAマーケット特集面より)

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