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2024.06.10

院外処方箋受取率が令和5年度調剤分で全国平均80%に到達

院外処方箋の受取率、いわゆる分業率が令和5年調剤分で全国平均80・3%と初めて8割を超えるとともに、処方箋枚数については8億5600万枚とコロナ禍以前の8億1800万枚(令和元年度)を上回る史上最高値となり、枚数を含む調剤件数・調剤点数のいずれの値も前年度分から6~7%伸長したことが日本薬剤師会の「保険調剤の動向」集計(速報値)によって明らかとなった。この結果を受けて日薬の山本信夫会長は定例記者会見で、「昭和48年とか49年に薬剤師になった人たちにとって、80%の世界は想定できなかった。やっとここまで辿り着いた。維持していければ素晴らしいと思う。また、8億枚というのはすごい数字だと、しみじみ思う。良くここまで進んだ」との感慨を寄せた。(詳細は6月12日号)

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