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2023.03.15

市販薬濫用防止・要指導薬のあり方議論で販売現場の役割際立つ

医薬品販売制度の見直しに向けた動きが加速している。前号で報じた厚生労働省「医薬品の販売制度に関する検討会」は初会合から2週間後の3月8日に第2回会合を実施し、「濫用等のおそれのある医薬品」における実態と課題、オンライン服薬指導の可否を焦点とする「要指導医薬品のあり方」について同時に議論した。社会課題として近年深刻化する若年層の市販薬濫用対策では、販売現場にゲートキーパー的機能を求める意見が多くあげられており、医薬品ネット販売対応を経た現行制度の変遷から国策としてのセルフケア・セルフメディケーション推進、デジタル化の方向性をめぐり、薬局薬剤師・登録販売者の役割が改めてクローズアップされる様相にある。(詳細は3月22日号)

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