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2023.03.03

デジタル技術活用はじめ規制改革背景とした今後の医薬品区分・販売方法めぐる議論始まる

厚生労働省は医薬品の販売制度に関する検討会を立ち上げ、2月22日に初会合を開いた。デジタル技術による医薬品アクセスの円滑化=有資格者の店舗常駐規制撤廃や、要指導医薬品におけるオンライン服薬指導の検討が盛り込まれた規制改革実施計画への対応を契機に、コロナ禍に伴う影響を含む社会環境の変化を踏まえた制度の見直しに着手するもので、検討項目に『医薬品の販売区分および販売方法』と『デジタル技術を活用した医薬品販売業のあり方』を設定。キックオフでの非処方箋薬の零売問題をめぐる議論から、医薬品区分・分類を再整理する必要性が強調されるなど、販売制度に留まらず医薬品の取扱い全般に影響が及ぶ雰囲気となっている。(詳細は3月8日号)

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