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2021.12.14

社保審医療部会・医療保険部会で次期診療報酬改定の骨子案提示

厚生労働省はこのほど開催した社会保障審議会医療部会および同医療保険部会において、令和4年度診療報酬改定に関する基本方針の骨子案を提示した。かかりつけ薬剤師の機能評価、対物中心から対人中心への業務転換の推進に関する評価と後発医薬品の使用促進、医療機関との連携や病院薬剤師との薬薬連携による医薬品の適正使用等の推進、効率性等に応じた薬局の評価の推進などが盛り込まれる内容となったが、医療部会の委員よりリフィル処方箋による患者負担の軽減に関する明記および一元的管理による患者への情報提供について明記するよう求められた。また医療保険部会の委員からは後発医薬品体制加算は充分であるとし、さらなる厳格化を求める声もあげられた。両部会でそれぞれ出された意見をもとに今後、次期改定に向けた話し合いが加速していくことになる。(詳細は12月15日号)

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