次世代薬局研究会2025「藤田道男代表追悼・特別セミナー」

次世代薬局研究会2025は３月12日、15時から昨年12月に死去した藤田道男代表の追悼企画として、今年度の調剤報酬改定に関する特別セミナーをオンラインで開催する。
故・藤田氏は元じほう記者／編集長で、医薬分業の黎明期から長年業界報道に従事した後、同研究会を立ち上げて薬局経営や薬剤師職能の向上に向けて精力的に活動。10年前に出版した著書『「残る薬剤師」「消える薬剤師」』では、超高齢社会の地域医療に求められる役割を想定し、「現状を踏襲するだけでは薬剤師はその存在意義を失いかねない岐路に差し掛かっている」と、より進化した対応に乗り出すべきとの情勢を強く訴えていた。
今年度の報酬改定に向けて同研究会では、「まさに進化した対応が求められる内容になる。生前の藤田道男の想いを偲ぶとともに、次世代の薬局への一歩を踏み出す場としたい」と、行動変容が求められる局面を踏まえた特別セミナーの企画意図を説明している。
講師には長年にわたって故・藤田氏と交流し、中医協や社保審委員経験も持つ日本薬剤師会相談役の漆畑稔氏を招へい。調剤報酬をめぐる近年の流れと背景、薬局・薬剤師への期待を踏まえた今年度改定内容の解説を行う。セミナーはＺｏｏｍによる配信で、同研究会会員・非会員、学生などを問わず参加無料。
申し込みは次の登録フォームまで。https://forms.gle/zUcAm7hysjC9461E9（３月10日締切）