ゼリア新薬工業　過敏性腸症候群（IBS）改善薬「コルペルミン®」（要指導医薬品） 新発売

ゼリア新薬工業は、過敏性腸症候群(IBS)改善薬「コルペルミン」を3月24日(木)に発売する。「コルペルミン」は、欧州において IBS の治療に長年にわたり使用されてきたペパーミント(Menthapiperita L.)のオイルを有効成分とする医薬品だ。ペパーミントオイルは、欧州医薬品庁より「IBSの諸症状に対して科学的根拠に基づく有効性及び安全性が実証された“Well-established use”」の医薬品として評価されており、本剤は、スイスの Tillotts Pharma AG により開発され、1981 年に英国で発売されて以降、スイス、ドイツをはじめ十数ヵ国において IBS の諸症状を改善する一般用医薬品として販売されている。国内で実施された過敏性腸症候群患者を対象とした臨床試験 1において、本剤の有効性と安全性が確認された。本剤は 1 回 1 カプセル、1 日 3 回の服用で、下痢型、便秘型、混合型のいずれのタイプの IBS に対しても効果が期待できる。容量は30カプセル入りで希望小売価格は税込み2,618円となっており、成人(15歳以上)が1回1カプセル、1日3回服用する。