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2025.12.08

中小薬局の損益状況厳しく賃上げ・物価高対応「極めて困難」

日本薬剤師会の森昌平副会長は、12月3日の定例会見で厚生労働省が公表した医療経済実態調査に対する見解を語った。強調したのは中小薬局の損益状況が厳しい点で、薬局の3割弱が赤字に陥っていると説明し、「経営基盤は極めて脆弱で、このままではさらなる賃上げ、物価高に対応することは極めて困難」と訴えるとともに、後発品を中心とした医薬品供給不足状態も続いている現状から、医薬品確保に係る業務や備蓄医薬品の管理コストの負担増も指摘した上で次回調剤報酬改定による手当を求めた。(詳細は12月10日号)

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