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2024.12.10
濫用リスク薬の販売規制に関する厚労省方針に異論
規制改革推進会議の健康・医療・介護ワーキンググループは、先ごろ開いた第3回会合で濫用等のおそれのある医薬品の販売について議論し、厚生科学審議会医薬品医療機器制度部会で検討されている方向性に多くの異論が寄せられた。制度部会では資格者による関与を重視した厚生労働省案に基づいてとりまとめが図られつつあるが、実店舗の薬局・DgSが濫用リスク薬の入手経路で大部分を占める実態などから、WGではネット販売に対する規制への反対意見が目立ったほか、薬剤師ら資格者による対面販売に濫用防止策としての実効性に懐疑的な見方もあげられている。(詳細は12月11日号)