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2024.02.26
セルメにおける薬局・薬剤師業務への問題提起際立つ展開に
厚生労働省は先ごろ開いた令和５年度の第１回厚生科学審議会医薬品医療機器制度部会で、医薬品の販売制度に関する検討会とりまとめをはじめとする薬機法見直しの検討状況や論点を整理した。部会では新年度の４月から次期制度改正に向けた検討事項の抽出に着手し、月１～２回程度の会合を経て年内に法改正の方向性をとりまとめる方針にあるが、前段階となる今会合に際して『一般用医薬品のあり方について』を議題にあげ、厚労省からＯＴＣ薬の活用やスイッチ促進、セルフケア・セルフメディケーション（セルメ）環境整備の推進意向が鮮明にされたことを焦点に、その実現において引き続き薬局・薬剤師業務の実態を問う展開が際立っている。（詳細は２月28日号）
