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行政
2022.05.02
薬局に対して地域で顔ではなく「腕」見えるだけの行動求める意見も
4月下旬に行われた薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ(WG)第4回会合では、在宅医療・災害医療など多職種との連携が重要となる『地域における薬局・薬剤師のサービスの提供のあり方』について議論が行われた。なかでも薬局・薬剤師と多職種との医療連携に関しては、地域でどこの薬局が在宅医療などに充分対応できるのかを把握することが困難など、薬局の機能や設備、経営方針のバラツキが現場で課題となっている実態への対応が大きな論点に浮上。厚生労働省小規模な薬局が薬剤師サービスを提供していくためには薬局間連携が必要との課題において、ハブ薬局を中核に連携体制を整備するイメージを例示する一方、医師委員から「薬剤師会の介入が弊害になっている」といった指摘もなされるなど、薬局の地域医療参画をめぐる現場視点での厳しい意見も目立った。(詳細は5月11日号)