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薬局
データ
2022.04.26

薬局の組織化進展する一方で個人経営の縮小傾向続く

厚生労働省が今春まとめた衛生行政報告例(2月既報)を細かくみると、令和2年度における薬局ごとの開設状況を伺い知ることができる。この年は新型コロナウイルス感染症の世界的な流行が日本国内にも広がり、それまでの社会・生活・経済を一変させて新しい日常に移行し始めることとなった〝コロナ禍初年度〟となり、受診抑制に伴う処方箋患者の減少をはじめ業界も経営環境が厳しさを増していくわけだが、薬局総数については800軒近くの増加となる60951軒と例年と拡大傾向を維持。特に「開設者が管理していない薬局」に関しては1000軒近い増加となり、引き続きチェーン薬局の伸長・薬局の組織化が進む一方、個人経営の薬局が主体となる「開設者自らが管理する薬局」は数を減らしている。ただ登録販売者数は例年より4000人近く少ない緩やかな増加に留まっており、こちらは新興感染症での影響も垣間見られる結果となっている。(詳細は4月27日号)

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